五竜岳(ごりゅうだけ) 2814.1m
鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ) 2889.1m

Mt. Goryu-dake and Mt. KashimaYariga-take '03/08/22-23

八方〜唐松岳 8/22
前々日まで、空席が多かったムーンライト信州号であったが、久々に天気が回復すると指定席はあっという間に完売したようでした。いつも夜行電車では、よく眠ることができず、今回もほとんど目を覚ましていて、この縦走に支障ないか不安になりました。しかし、松本を過ぎてきたアルプスの山々が見えてくると、そんな不安も忘れて八方池からの白馬三山を見えるようにと祈るばかりでした。

白馬駅を降りると、猿倉行きのバスと八方行きのバスが待っており、猿倉行きがほぼ満席、八方行きが定員の半分程度の席が空いていました。ゴンドラ駅は、八方の停車場から10分のところにあり、標識に従っていくと駅に着くようになっています。平日のため、始発は午前7時となっており、駅についてから1時間ほど待つことになりました。

10kg以上の荷物は400円の別料金となり、第1ケルンまでの片道は1800円。30分ぐらいで第1ケルンに着きます。八方池までは整備された道で、スニーカーでも歩きやすくなっていて一般ハイカーも多く見られました。八方池に着くと、すこし雲があるものの、白馬三山がきれいに並んでおり、JRの駅に貼ってある夏山のポスターそのものでした。

丸山ケルンまで行くと、どっしりとした五龍岳、その向こうに鹿島槍ヶ岳が見え始め、重いサックも忘れて足取りが軽くなってしまいました。唐松頂上小屋に着くと突然、立山・剱岳が目に飛び込んできてました。荷物を小屋に置いて唐松岳頂上まで行くと、不帰嶮が間近に迫って見ることが出来ましたが、不帰キレットは見えないせいかそれほど険しいようには見えませんでした。

唐松岳〜五龍岳 8/22
唐松岳頂上小屋から五龍岳に向かうとすぐに痩せ尾根の岩稜が続き、岩稜の初心者にはきびしく、鎖場が何箇所かありました。五龍岳への道は、適度に岩稜があり飽きさせない縦走路で、楽しむことが出来ました。

五龍山荘のテント場は、階段状になっており、山荘の玄関のすぐそばにあります。一番近いところを選んで幕営したが、夜遅くまで玄関先で騒がれ、寝入りが遅れてしまった。悪いことに夜半から風が強くなり、眠りが足りないにもかかわらず、風の音で何回も目がさめてしまい、明日のキレット越えが心配になってしまいました。

五龍岳〜鹿島槍ヶ岳 8/23
まわりの音で午前4時に目がさめ、昨夜、水を加えておいたアルファ米のおこわを食べて、テントの撤収をして、午前5時15分に出発。ちょうど、東の空がご来光で明るくなっていました。風が強いせいか、雲があるにもかかわらず、富士山、八ヶ岳、南アルプスがよく見え、写真を撮ると急いで五龍岳へと向かいました。

五龍岳へは急登となり、あまり明るくないなか岩稜を登り続けると、五龍山荘があっという間に下の方に小さくなってしまいました。頂上では、雲がかかったり、取れたりであまりよく見えなかったのですが、これから向かう鹿島槍への縦走路はよく見えました。そろそろ出発しようかという時に、団体に先を行かれてしまい、数分後に出発するとすぐに渋滞の後ろにつく事になってしまいました。岩稜に慣れていないようで、鎖の使い方もぎこちなく、あまりにゆっくりとした進み方なので、すこし広いところで追い越させてもらい、その後は順調に進むことが出来ました。

G4のあたりは、振り返ってみるとかなり急な斜面が迫力ありますが、特に危険な場所はありませんでした。下を見ると足がすくむようなところはあっても、難しいところはほとんどありません。かなり鹿島槍に近づいたところのコルにキレット小屋が建っており、悪路に緊張した登山者をほっとさせる存在です。キレット小屋を出るとすぐにハシゴがあり、まもなく八峰キレットがありました。足元を見るとすくむので、バランスを崩さないように慎重に進めば、問題はありません。そこから山頂までは、急登が続きやがて、吊尾根の分岐点に出ました。ザックをそこにおいて、北峰を往復し、気持ちのよい吊尾根を歩き、南峰に向かいました。

鹿島槍ヶ岳〜扇沢 8/23
南峰からの絶景を堪能した後、爺ヶ岳方面のなだらかな道をめざしました。五龍岳から鹿島槍までの予定時間よりかなり早く着いたので扇沢の最終バスに間に合うかもしれないということで、急ぎ足になっていました。冷池山荘までは、緩い坂道を下っていきます。冷池山荘は、8月24日をもって改装のため一時休業となるため、ヘリコプターが資材を何回も輸送していました。

扇沢5時の最終バスに間に合わなくなりそうになり、爺ヶ岳の巻き道を急ぎ、種池山荘でも休まず、ひたすら扇沢を目指しまし4時25分の臨時便に間に合い、信濃大町5時34分のあずさ4号に何とか間に合うことが出来ました。

五龍岳・鹿島槍ヶ岳登山情報(交通アクセス、時刻表、天気・気温、登山ルート、3D地図、CGによる頂上からの遠望) (工事中!)

タイムスケジュール Time Schedule
時刻 Time 場所 Place
23:54 新宿発 Departed from Shinjuku
08/22
05:38 白馬駅着 Arrived at Hakuba Station
05:45 白馬駅発 (八方バスターミナル行) Departed from Hakuba Station for Happo Bus Terminal
05:50 八方バスターミナル着 Arrived at Happo Bus Terminal
06:05 八方ゴンドラ駅着 Arrived at Happo Gondola Cable Station
07:08 八方ゴンドラ駅発 Departed from Happo Gondola Cable Station
07:35 第1ケルン着 Arrived at 1st Cairn
08:15 八方池着 Arrived at Happo Pond
08:50 八方池発 Departed from Happo Pond
10:45 唐松岳頂上山荘着 Arrived at Karamatsu-dake Hut
11:00 唐松岳着 Arrived at Karamatsu-dake
11:50 唐松岳頂上小屋発 Departed from Karamatsu-dake Hut
14:00 五龍山荘着
08/23
04:00 起床 Uprise
05:15 五龍山荘発 Departed from Goryu Hut
06:00 五龍岳
08:35 キレット小屋着 Arrived at Quilette Hut
08:50 キレット小屋発 Departed from Quilette Hut
10:00 鹿島槍ヶ岳北峰着 Arrived at Northern Peak of Mt. Kashima Yariga-take
10:40 鹿島槍ヶ岳南峰着 Arrived at Southern Peak of Mt. Kashima Yariga-take
12:20 冷池山荘着 Arrived at Tsumetaike Hut
14:05 種池山荘着 Arrived at Taneike Hut
16:10 鹿島槍登山口着 Arrived at Entrance of KashimaYari
16:25 扇沢着 Arrived at Ohgisawa
総歩行時間 16時間 Total Walking Hours 17hours

タイムスケジュールは、あくまで参考程度にしてください。


常念岳・蝶ヶ岳鳥瞰図
Mt. Jonen-dake and Mt. Choga-take 3D Map




立体地図、カシミール 3Dで作成しました。

常念岳・蝶ヶ岳トレッキングルート断面
Mt. Jonen-dake and Choga-take Trekking Route Cross Section


鎌池と白馬三山
Kamaike Pond and Hakuba 3 Mountains
八方池に浮かぶ白馬三山(左から白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳)
Hakuba 3 Mountains (Hakuba Yariga-take, Shakushi-dake,
Shirouma-dake from Left side) reflecting on Happo Pond


八方池と白馬連山
Happo Pond and Hakuba Mountains
整然と並ぶ白馬三山
Hakuba 3 Mountains lined tidily


お花畑や花に重点をおいたコース案内、エリア別花マップ 美しい白馬の写真集です 「花の百名山」としても知られるその自然をカラー写真で紹介 DVDの美しい映像です

やっと見えた五龍岳(右)と鹿島槍ヶ岳(左)
Mt. Goryu-dake (right) and Mt. KashimaYariga-take (left)
丸山ケルン付近からの白馬三山
Hakuba 3 Mountais from Maruyama Cairn Area


丸山ケルンと白馬三山
Maruyama Cairn and Hakuba 3 Mountains
天狗ノ頭(左)から白馬岳(右)
Tengunokashira (Left) to Mt. Shirouma-dake (Right)


間近に見える不帰嶮(かえらずのけん) 右の大きな切れ込みは不帰キレット
Kaerazunoken coming closer
Big gap on right side is Kaerazuno Quilette
丸山ケルンからの五龍岳(右手前)と鹿島槍ヶ岳(左奥)
Mt. Goryu-dake (Right Front) and Mt. Kashima Yariga-take (Left Back)


唐松岳頂上小屋の手前で咲いていたハクサンイチゲ
Hakusanichige blooming before Karamatsu-dake Hut
唐松岳頂上からの唐松岳頂上小屋
Karamatsu-dake Hut from the top of Mt. Karamatsu-dake


唐松岳頂上からの五龍岳
Mt. Goryu-dake from the top of Mt. Karamatsu-dake
天狗ノ頭から続く不帰嶮を見下ろす
Looking down Kaerazunoken continuing from Tengunokashira


唐松頂上小屋で姿を見せた立山(左)と剱岳(右)
Mt. Tateyama (Left) and Mt. Tsurugi-dake (Right) from Karamatsu-dake Hut
唐松頂上小屋からの唐松岳
Mt. Karamatsu-dake from Karamatsu-dake Hut


唐松頂上小屋からすぐに痩せ尾根で鎖場が始まる
Chains on Narrow Ridge start from Karamatsu-dake Hut
五龍岳へと続く起伏のある縦走路
Traverse Route to Mt. Goryu-dake with ups and downs


痩せ尾根を慎重に降りる登山者達
Treckers climbing down Narrow Ridge carefully
降りてきた斜面を振り返って
Looking back deep slope


さらに続く縦走路
Continuing Traverse Route
五龍山荘テント場からの夕日
Sunet from Goryu Hut Tent Field


餓鬼山(左手前)付近の夕暮れ風景
Sunet Sceen around Mt. Gakisan (Left Front)
猫又山に沈む夕日
Sun sets at Mt. Nekomatayama


刻々と変化する夕暮れ
Chainging Sunet Sceen
ご来光で浮かび上がった四阿山(左)と浅間山(右)
Mt. Azumaya-san (Left) and Mt. Asamayama (Right) floating by Sunrise


幻想的な蓼科山(左)、八ヶ岳(中央)、富士山(右)
Funtastic Mt. Tateshinayama (Left), Mt. Yatsuga-take (Center) and Mt. Fuji (Right)
妙高・火打(中央)の左から登るご来光
Sun rising from left of Myoko and Hiuchi (Center)


五龍岳頂上付近からの唐松岳と五龍山荘
Mt. Karamatsu-dake and Goryu Hut from around the top of Mt. Goryu-dake
五龍岳から鹿島槍ヶ岳への縦走路
Traverse Route to Mt. KashimaYariga-take from Mt. Goryu-dake


G4の急斜面 登山者が壁にはり付いているよう
Deep Slope of G4
Climbers look sticking on wall
幻想的な浅間山
Funtastic Mt. Asamayama


ハシゴと急斜面が続く
Ladder and Deep Slope are continuing
だいぶ近づいた剱岳
Mt. Tsurugi-dake coming closer


鹿島槍ヶ岳の双耳峰
Double Ear Peaks of Mt. KashimaYariga-take
まだまだ続く険しい縦走路
Still continuing Steep Traverse Route


コルにうまく建てられたキレット小屋
Quilette Hut built well on col
八峰キレットの難所
Difficult Place of Hachimine Quilette


五龍岳を振り返って
Looking back Mt. Goryu-dake
鹿島槍ヶ岳北峰からのキレット小屋(真下に見える)
Quilette Hut from Northern Peak of Mt. KashimaYariga-take


吊尾根からの鹿島槍ヶ岳南峰
Souther Peak of Mt. KashimaYariga-take from Tsurione
吊尾根に咲いていたチシマギキョウ
Chishimagikyo blooming on Tsurione


鹿島槍ヶ岳南峰からの北峰
Norther Peak from Southern Peak of Mt. KashimaYariga-take
鹿島槍ヶ岳からの五龍岳
Mt. Goryu-dake from Mt. KashimaYariga-take


鹿島槍ヶ岳からの立山(左から雄山、大汝山、富士ノ折立、真砂岳)
Mt. Tateyama (Oyama, Ohnanjiyama, Fujino-oretate, Masago-dake from left)
from Mt. KashimaYariga-take
岩の塊に見える剱岳
Mt. Tsurugi-dake looks like a huge rock


鹿島槍ヶ岳からの槍ヶ岳
Mt. Yariga-take from Mt. KashimaYariga-take
鹿島槍ヶ岳からの薬師岳
Mt. Yakushi-dake from Mt. KashimaYariga-take


裏銀座の山々(左より野口五郎岳、鷲羽岳、笠ヶ岳、水晶岳、黒部五郎岳)
中央手前は、針ノ木岳
Uraginza Mountains (Noguchigoro-dake, Washiba-dake, Kasaga-take, Suisho-dake
Kurobegoro-dake from left) Center Front is Mt. Harinoki-dake.
南峰からのキレット小屋と縦走路
Quilette Hut and Traverse Route from Sountern Peak


爺ヶ岳へと続く縦走路
Traverse Route to Mt. Jiga-take
間近に見える立山
Mt. Tateyama looking very close


鹿島槍ヶ岳南峰を振り返って
Looking back Mt. KashimaYariga-take
北峰、中峰、南峰からなる爺ヶ岳
Mt. Jihga-take consisting of Northern Peak, Central Peak and Southern Peak


爺ヶ岳と冷池山荘
Mt. Jihga-take and Tsumetaike Hut
右から鹿島槍ヶ岳、布引山、冷池山荘
Mt. KashimaYariga-take, Mt. Nunogikiyama and Tsumetaike Hut from Right


爺ヶ岳北峰
Northern Peak of Mt. Jihga-take
鹿島槍ヶ岳と冷池山荘
Mt. KashimaYariga-take and Tsumetaike Hut


種池山荘手前で見えた針ノ木雪渓と扇沢
Harinoki Snow Valley and Ohgisawa from Taneike Hut
種池山荘前に広がるお花畑
Flower Field spreading in front of Taneike Hut




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